冷えとむくみ⑤東洋医学「脾」
- 江里 保科
- 1 日前
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東洋医学の「脾(ひ)」は西洋医学の脾臓とは異なり
食べたものを消化・吸収してエネルギーや水分を全身へ運ぶと言われています。
西洋医学の「脾臓」の役割
脾臓は、胃の左後ろあたりにある握りこぶしくらいの大きさの臓器です。
主な役割は4つあります。
①古くなった赤血球を処分する
赤血球の寿命は約120日。
役目を終えた赤血球を脾臓が回収・分解しています。
②免疫を守る
体内に入ってきた
細菌
ウイルス
異物
を見つけて排除する働きがあります。
そのため脾臓は「免疫の司令塔のひとつ」とも言われます。
③血液を貯蔵する
必要な時のために血液や血小板を蓄えています。
大量出血など緊急時には血液を送り出します。
④抗体を作る
リンパ球が集まり、
病原体と戦う抗体を作る働きがあります。
中医学の「脾(ひ)」とは?
こちらは臓器そのものではなく、
"胃腸・消化・吸収・水分代謝"をまとめた働きを意味します。
「脾」という機能が弱ると
むくみ
胃もたれ
食欲不振
夏バテ
疲れやすい
軟便
などが現れると考えます。
中医学でいう「脾」の役割
🌾①食べ物をエネルギーに変える
食事から
気(エネルギー)
血
津液(水分)
を作ります。
💧②水分を全身へ運ぶ
余分な水分を溜め込まず、
必要な場所へ届けます。
これが弱ると
むくみ
水太り
痰
などにつながると考えられています。
🩸③血を血管の中に保つ
中医学では、
脾には血が血管から漏れ出ないよう保つ働きがあるとされます。
そのため弱ると
あざができやすい
不正出血
月経量が多い
などが現れることもあると考えます。
💪④筋肉を養う
脾は筋肉にも栄養を送ると考えられています。
そのため
疲れやすい
足が重い
筋力低下
にも関係するとされています。
分かりやすく例えると…
🏭 西洋医学の脾臓→「血液と免疫の管理センター」
🌾 中医学の脾→「体の給食センター兼、水道局」
食べたものを栄養に変え、水分を全身へ届ける大切な役割を担っている、というイメージです。
次回は梅雨時期の養生の仕方についてまとめます🌱
〜おすすめレシピ〜
キャベツと切り干し大根の梅煮
・キャベツで消化整え、切り干し大根で水を排出。梅干しで疲労回復・消化促進。
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